ドラマで紐解く心理学「月９ナイトドクター」より
人間関係をこじらす原因の一つに会話があります
日常の会話の中で誰しもが、言葉のすれ違いで人間関係をこじらせているのです。
かつての私もそうでした。
このブログを読んでいるあなたも経験があるのではないでしょうか
親子関係でも、夫婦関係でも、職場の人間関係、友人関係でも・・・・
今日はドラマの中から会話のすれ違いを見つけ出しLIVE配信でお話ししようと思ったのですが、昨夜は映画の話しで盛り上がってしまったので、ブログにアップしますね！
毎晩22時ごろから LIVE812というアプリでLIVE配信しています。
昨日は毎週月曜日の夜は、ドラマで紐解く心理学
月9、ドラマ『ナイトドクター』
この『ナイトドクター』というドラマは、5人の若手医師の成長を救命救急センターを舞台に描いています。
※細かい内容はブログの最後にリンク貼っておきます。
8/30放送 「ナイトドクター」ストーリー
8月30日の放送内容は、この若手5人の医師の中に、幼い頃に両親を亡くし、持病のある妹の面倒を見るドクター深澤（岸優太さん）と妹・心美ちゃんのお話し
深澤は持病のある妹・心美ちゃんが臓器移植のドナーになりたいと言いだし猛反対。
深澤兄妹のやりとりを見た同僚の桜庭が深澤に「自分のためなんじゃないの」と言ったことで二人は売り言葉に買い言葉でつかみ合いの喧嘩なる。
深澤は本音を突かれた気持ちになり
「あー、そうさ！俺は医者でいる前に心美の兄だ！心美の身体が傷つけられるのが嫌なんだ。兄として当たり前だ」と怒りだす。
桜庭が言った「自分のためなんじゃないのかな」の一言の本当の意味は、「心美ちゃんは自分自身のためなんじゃないのか」と伝えたかったのだけれども、主語「心美ちゃん自分自身の」がなかったために深澤は自分を責められたような気持ちになり怒り出した。
この回のラストは、深澤と桜庭は、誤解を解き仲直りし、深澤は妹・心美ちゃんが「自分も誰かの役に立ちたい」という気持ちを聞いて納得し、ドナー登録に同意するというもの。
このストーリー臓器移植といういう重たい内容ではあるのですが、それは一旦横におき、
ここで心理学的に紐解きたいのは3つのポイントです。
「自分のためなんじゃないの？」
日常の会話の中で誰しもが、言葉のすれ違いで人間関係をこじらせているのです。
かつての私もそうでした。
このブログを読んでいるあなたも経験があるのではないでしょうか
親子関係でも、夫婦関係でも、職場の人間関係、友人関係でも・・・・
1つ目、
桜庭が言った「自分のためなんじゃないのか」
という一言で深澤は最後まで話を聞かずに怒り出し、二人はつかみ合いの喧嘩になる。
おそらくこれは、深澤は妹の身体が傷つくのことが嫌だ！と思うことが間違っていると責められた気持ちになり、怒り出したのではないかと思われます。
だれでもありますよね？
相手は責めているつもりはないだけれども、責められた気持ちになり不快になることって
2つ目、
桜庭が心美ちゃんに代わって、兄の深澤に伝えたかったのは、心美ちゃんの本心
だけれども主語である「心美ちゃんは自分自身のためなんじゃないか」と言えば誤解にならずに済んだのに
「自分のためなんじゃないのか」という言葉は、誰のという主語が抜けているために起った口論なのです。
3つ目、
深澤の妹・心美ちゃんが「ドナーになりたい」と言いだしたとき、
深澤は自分の気持ちを優先してしまい、妹・心美ちゃんがなぜそう思ったのかを全く聞こうとしなかった。
もし、このときに深澤が「なぜ、ドナーになろうと思ったのか」を聞いていたら兄妹喧嘩にはならなかったかもしれない。
ドラマの中から人間関係をこじらせている場面を出してみました。
言葉が足りずに人間関係に歪みができる
誰もが言葉が足りなかったことに気づかずに、ちょっとした誤解が重なってだんだんと話さなくなり、しまいには相手を「嫌な奴」と思ってしまうようです。
実際に、私のところでカウンセリングセッションを受けているクライアントさんのお話しを聞いていると言葉が足らずにお互い誤解して人間関係がこじれています。
月９ナイトドクターの詳細は
↓ ↓ ↓
https://www.fujitv.co.jp/NightDoctor/story/story10.html
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