ながーい間、会社員だった私ですが、社会人、1年目2年目は、内勤、事務職だったので
女性の先輩たちにキツイことを言われて傷つくことがよくありました。
そして、小中高とずーっと公立で共学だった私には、女性しかいない職場は異色でした。
今となっていみれば、共学とか女子校とか関係ないのですが、
とにかく、事務職の女性は意地が悪い。
なんであんなに意地悪なんでしょうと思うぐらい (^▽^;)
なので、私が入社したときに女子社員の永年勤続は5年で表彰でした。
当時は、女子で5年勤務する人がいなかったのです。
入社1年目のこと、
入社3年目の先輩、女性の事務員に仕事のやり方を聞くと、常に「1度教えてたら教えない!」と言われていました。
始めての仕事はメモをしても、始めてやることに対してメモしきれず、分からないことを聞いても「1度教えたから、教えない!」という言葉が戻ってきます。
何度も同じことを聞いたらそう言われるのは分かるのですが、2回聞いてもそう戻ってきます。
※人は経験のないことは簡単に理解できないので複雑な仕事は1回では覚えられません。
※この方ももしかしたら、先輩事務員にこういう扱いをされていたのかもしれませんね。
仕事で分からないことがあり、隣の席の1年先輩の事務員の子に聞いたら、
その3年目の女性事務員は「教えちゃダメ!」と言います。
聞いた子に申し訳なかったので、「一人でやってみるね」と一人で進めてみたら、大きな間違いを起こし、怒られました。
「教えない!」と言われたから、分からなくても聞いてはいけないと思い込んでいた私。
聞かずにやれば、また間違えてしまって、もっと怒られる。
この人なんでこんなに意地悪なんだろう・・・
私は一生懸命やっているのに、と・・・
どんどん聞けなくなって、どうしていいか、わからなくなって泣き出してしまう。
するとその3年目の先輩女性事務員は、「泣けばいいと思って、だいたい甘えてんだよ!」と言います。
泣き面にハチとはこのことですね (^▽^;)
泣き出してしまう原因の一つは、被害者意識
職場で仕事が辛くなって、またはキツイことを言われて泣いてしまった経験がある女性は結構いると思います。
そうすると周りで「泣けばいいと思って、だいたい甘えてんだよ!」と言う人が必ずいます。
ですが、泣いている人は、泣きたくてないている訳ではなく、もうどうしていいか分からないパニック状態なのです。
慰めて欲しいということでもなく、どうしていいか分からないという気持ちでいっぱいなのです。
さて、話しは戻って、職場で仕事が辛くなって、またはキツイことを言われて泣いてしまう原因の一つは、「被害者意識」
心の中は、
「私は一生懸命やっているの、なんでみんな分かってくれないの?」
「なんで私ばかりこんな意地悪されるの?」
「なんでこの人は私にこんなに意地悪なの?」
こんな意地悪される私はかわいそうな子、私ってかわいそうってという気持ちでいっぱいです。
まさに被害者意識!!
まぁ、確かに味方を変えれば、甘えですが(^▽^;)
本人はもちろん、泣きたくて泣いているわけではないのですが、この「被害者意識」に自分で気づけば、泣き虫もなくなります。
ほとんどの人はこの「被害者意識」に気づかずにどうしていいかわからなくなって、泣いているのです。
この被害者意識に気づくには?
まず、日頃から自分自身の気持ちの整理をすることを心掛ける必要があります。
自分の気持ちを整理して、相手に言葉で伝えることができないというが原因で、「どうしたいいかわからない」という状態に陥ります。
普段から相手に合わせる行動をとっていると、自分自身の本当の気持ちが分からなくなってしまい、こういう理不尽な場面に出くわすと、どうしていいか分からなくなり、泣き出すということになっています。
日頃から、自分の気持ちを言葉で表現できるようになっていくと、こういった理不尽な場面に出くわしたときも冷静に判断し、対応していけるようになります。
そうすると次第に被害者意識が薄れ、どうしていいかわからなくなり泣き出すということも次第になくなります。